ギフトにおすすめ人気のハリスツィード手袋

ギフトにおすすめ人気のハリスツィード手袋

こんにちは!GlovesDEPOです。
今回は長年皆様に愛され続けているハリスツィードを使用した手袋についてお話したいと思います。

ハリスツィードとは

世界3大ツィードと呼ばれるうちの1つハリスツィードは、1864年にスコットランドの北西部に位置するアウターヘイブリディーズ諸島のハリス地方で伝統ある職人の手によってつくられるツィード生地のことを言います。厳しい品質基準をクリアした生地には1909年設立の英国ハリス・ツィード協会より、英国王室からの使用が許可された宝珠の入ったマークが付けることを許されます。

生地の特徴

ハリスツィードは世界で唯一の国会の制定法で保護されている生地なのです。スコットランドの特定の場所で有機栽培の草を飼料としている羊のみが対象で、100%子羊の新毛だけを使用し、島民の家で紡がれたものだけがハリスツィードとしての対象になります。

ツィード生地は独特の風合いと、高い防寒性が魅力の生地です。短い羊毛を紡いで作られる「紡毛織物」の一種です。紡毛とは、刈り取った羊毛をそろえず伸ばさずそのまま紡いでいく製法です。短い羊毛を使用する分、使う羊毛の量が多く肉厚の生地になり、高い保温性を保ちます。また、縮絨・起毛は行わないので織り目がはっきりしており、折柄がきれいに見えるのも特徴です。

スコットランドの厳しい寒さで育った羊毛は、他の産地の羊毛より素材本来のあたたかさが大きく違うのと、丈夫で長持ちする記事で毛玉もできにくく、奇麗な状態で長く使用できます。そのため、イギリスでは親子3代でジャケットを引き継ぐといわれています。

使用感・用途

ツィード自体はざらざらとした肌触りで硬く感じますが、使っていくと柔らかくなりドンドンなじんでいきます。手袋やコート以外でもスカートなどの服やバッグ・ポーチなどにも定番です。 それ以外でも、ペンケースやブックカバーやキーケースなどのステーショナリー全般にもおすすめです。

保温性・弱撥水性・耐久性を兼ね備えたハリスツィードは手袋に使用するのにぴったりの素材です。ごわっとしてデコボコ感のある素材なのでヘリンボーン柄やチェック柄などは立体感を感じることができ、他の素材と一味違った感じが季節感を感じさせることができます。基本的には手の甲部分にハリス・ツィードを使用し、掌部分は他の素材を使用しているものが多いです。

メンズ

メンズ用では皮を使用したものがほとんどです。ラムスキンを使用すればスッキリとした感じに見えます。スェードを使用すればがっしりした力強い感覚を与えます。

755-20

生地の柄もメンズ向けではヘリンボーン柄や大きめのチェック柄が人気があり、色見も落ち着いた黒系やグレー・ネイビー系がスーツにもカジュアルにも合わせやすく人気があります。

レディース

レディース向けでは掌側が皮以外でも、ニットのタイプや指がないアームウォーマータイプのものもございます。

ニットカフスにしてボリュームを持たせるとかわいくみえるので、アームウォーマータイプやスェード手袋の場合はニットカフスを組み合わせているものが多いです。カラーやデザインについてもチェックは小さめのチェックが使用している色見が多く華やかに見えるため人気があります。カラーもレッドやベージュなど強めの色や淡い色見のものが多く見受けられます。

536-20
536-20

お手入れ方法

最後にお手入れの方法ですが、長く使えば20年以上使用できるハリスツィード、ざっくりとした風合いなので糸と糸の間に誇りが入り込みやすいので使用後には洋服用のブラシでササっと繊維の流れとは逆方向にブラッシングを行ってホコリを浮かせてください。その後繊維の流れに沿ってブラッシングしてください。

当店のハリスツィードの商品もスェード生地と縫い合わせているので洗濯はご遠慮ください。(ツィード生地自体、洗濯すると風合いが損なわれる恐れがあります)

まとめ

以上、当店で取り扱いのあるハリスツイード手袋のご紹介でした。ギフトにも自分使いにもおすすめのハリスツィード手袋、是非検討してみてはいかがでしょうか?

ブログ 一覧に戻る